top of page
How to care for your prosthetic eye
お手入れ方法

毎日のお手入れ
ご自宅で毎日行っていただくお手入れはとっても簡単です!
洗浄のタイミングは、特に目脂が付着しやすい起床時がおすすめです。
まず石鹸でよく手を洗ってから始めましょう。
・アルコールは破損の原因になるため絶対に使用しないでください。また、オートクレーブなどの高温での滅菌も絶対におやめください。アルコールや高温加圧などが原因の破損は修理ができません。
・タオルやティッシュペーパーで拭かないでください。表面に傷や繊維の付着による装用感
悪化の原因になる場合があります。
・研磨剤の配合された洗浄液は義眼表面の傷の原因になりますので、ご使用にならないでください。
・排水溝には十分ご注意ください
注意

専門家によるケア
1年に1度のスペシャルケア
義眼を長くご愛用いただくための重要なお手入れです
毎日お手入れしていても、表面にはどうしても取りきれない汚れや、細かい傷がついてしまいます。
義眼表面の凹凸は、まばたきの度にまぶたの裏側と擦れて、装用感悪化の原因になる可能性があります。超音波洗浄機で洗浄し、研磨によって表面の傷を取り除きます。(保証期間満了後は有料です)
表面が滑らかになると、見た目上の「濡れ感」の改善にもつながるため、よりリアルに見えます。
お子さまは、砂が目に入ってしまうような場面が多いので、6ヶ月に1度はメンテナンスをされることをお勧めします。

義眼の交換
義眼は年齢に関わらず交換が必要です
1年に1度のメンテナンスと同時に義眼のフィット具合も
チェックしておきましょう
「義眼床」と呼ばれる義眼を挿入するスペースの形状やお顔の変化は、生涯を通じてゆっくりと続いていきます。その変化に合わせて義眼の交換が必要です。
義眼が大きくズレたり、自然と外れてしまう状態になってからの交換は、一時的に義眼が装用できない期間ができたり、調整回数や通う期間が伸びることにより、通常よりも費用が多くかかってしまう場合もあります。 最小限のご負担で、長く快適に義眼を装用していただけるよう、大人でも5年を目安に義眼の交換をご検討ください。
また、義眼本体の素材劣化も起こります。作業中の破損の恐れがあるため作製後5年を経過した義眼の調整はお断りさせていただいております。ご理解のほど、何卒よろしくお願いいたします。
お顔・健眼の変化
表面状態の悪化
義眼床の変化
素材の劣化
ズレ
まぶたの開きや色の左右差
変色
装用感の悪化
脱落

古い義眼の例:
微細な傷や固着物によって表面の艶が失われています

古い義眼の例:
裏面には変色が見られます
bottom of page